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2020で変わったこと

2020振り返りです。

今年は価値観がゴッソリ入れ替わったり、見えていなかった視点を大量に気づかされた一年だったように思う。

コロナが大事化してきた4月頃から、仕事の仕方が180度変わった。今まで普通だったものが、普通じゃなくなり見えない中を手探りしながら進んでいく必要が出てきた。そしてこの「今まで普通だったもの」が捨てきれず意識のズレが生まれ、みんなが混乱していた。

もともと、テキストコミニュケーションは難しい。それを今回のコロナで再認識したし、すれ違いが多くなったと感じている。
僕が新人デザイナーでメールやりとりが普通だった頃、何度かメール文面でやらかしを行い、相手と建設的な議論が出来ないくらいに拗れたことがある。これは、同じ目線の高さでコミュニケーション取れてなかった事が問題で、相手がどれくらいの情報量で、目線の高さが合っているかを、テキストから読み取る能力が無さすぎた。
ようやくそれは身について来て、前提認識を揃えるために「森の視点」「林の視点」(そもそもの話、前提の話など)で揃えてから「木の視点」(具体的な話、細かい話など)をする事や、小さい話を声出し確認的なメッセージを伝えることで解決するようにしている。
そんなコミュケーション・情報格差の問題は引き続き解決していく必要がある。

あとは、仕事と生活について考えさせられた。
会社からは早々にリモート体制を打診され、出社する回数は激減した(おそらく4月以降の出社数は10日もないはず)
こうなってくると家の在り方としても、都心に住む必要性が大分減ってくる。平時な時は、通勤時間をどれだけ減らして、心と身体が擦り切れないようにするかの意識が強かったため、今の状況になったことで価値観の変化に驚いている。
今すぐどこかに引っ越すとかそういう話ではないのだが「状況に応じて大事にしていた事が変わる」という事をとても実感した。

本業とは別にお手伝いさせてもらっているサービスやプロジェクトへの関わり方も大きく変わった。今年受けた仕事については終わったあとで対面することはあれど、キックオフや進行中でも一度も対面を行わなかった。
良い面としては、時間に余裕出来当てられる時間が増える事。端的に伝えることになるので、前に進みやすい。
注意点としては、社外メンバーだと細かい話を取りこぼしやすく、やりとりのキャッチボールの球が大きくなりすいため、球を小さく多くやりとりしないと、最初に書いたようなコミュケーションミスが起きやすいこと。
来年はこの長所短所のバランスをどうとって、良いとこどりしていくかを考えていく必要がありそう。

カルチャーについても考えさせられた。
答えが一つではなく、複数存在する場合に何を基準にどう答えていくのか。
今世界中で起きている多様性の話、彼らがどういう視点で言葉を発して、組織・サービスとしてどう発信して取り組んでいくべきなのか。自身の解像度の低さに気づいたし、上げていくことの必要性をとても感じている。

買った物振り返りでもしようと思ったが言うほど買ってなかったので、意識が変わった事をまとめてみました。

みなさま、良いお年を。

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