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組織のバリューを褒める指針にする

ある日の隙間時間、ふと考えていたことがありました。
それは、noteの6つの行動指針(value)について。

弊社はつい最近、以下の行動指針を定義しました。

noteの行動指針
1. クリエイター視点で考えよう
2. ユーザーと対話しよう
3. 多様性を後押ししよう
4. 大きい視点で考えよう
5. まず素早く試そう
6. なすべきことを成そう

で、浸透しているのか?

浸透してるとは言えないかなあ。

まず、急に行動指針が生まれたことで当事者感覚が生まれにくく、また6つもあるので覚えづらい。しかし、行動指針は個々の判断力を上げてスピードを出す為にあるので、定着させることがパフォーマンスに繋がるので浸透させていきたいと考えていました。

そもそもvalueはどうあるべきなのか

それ大きい視点で考えられてないからダメじゃね」とか「検証に時間かけ過ぎでマズくね」みたいな使い方が理想だと思います。

けど、覚えてもらう事と使ってもらう事のハードルは中々高く、いきなりゴールを目指そうとすると時間もかかるし反発も生むかもしれない。なので、まずは覚えてもらう事にフォーカスしてみようと。

そして思いついたのがこれ

noteのslack文化である、絵文字で褒める

絵文字?褒める?何を急に言い出すんだ?と思うかもしれないが、真面目である。真面目である。

そもそも行動指針は行動する前にあるものだけど、行動した後の評価軸として扱っても機能するのではないかと。
もともとnoteには投稿に絵文字を付けて褒めたり面白がったりする文化があったので、施策の相性はかなり良さそうだと見ていました。

また、絵文字を付けたこと自体を咎められるなんてこともないので気軽に出来るし、絵文字を使わずとも「人が褒められている理由を目にするだけで、追加で褒めたくなるついでに指針も覚えられる」を狙いました。

どう絵文字にしたのか

問題は、1つ1つが長い行動指針をどう4文字(slackで可読できるサイズ)に落とし込むかでした。

ヒントになったのはこちら👇

結構意味通じるなと。
全ての文章が収まらなくとも、断片的な言葉でも意味は伝わるのではないかという仮説がありました。

というわけで以下の絵文字を作成しました。

やたら派手でダサいのは、他の絵文字と併用した際に目立たなくなってしまうことを防ぐためです。
絵文字を作成し、slackに登録し全社に投げるまでにかかった時間はだいたい10分程度。

slackではこんな感じで使います。
ぼやかしているリンク先には具体的な指針の使い方や判断の仕方が書かれています。

重要なのは、素早く簡単に試すこと

こういった施策、結構大がかりにやりがちで社員の反発なども受けやすいんじゃないでしょうか。でも、急激な動きや権限を振りかざした所で、定着しづらく組織への不信感につながるので小さく始めるのがオススメです。

少しボーッと考え、絵文字を作成し、全社に通達する文言を少し考えるのに使った時間はだいたい10分程度で試せました。
僕自身がこの施策を評価するならこれだと思います。


追記

記事見ていただいた方からslackのアプリで絵文字通知を飛ばせることが判明したので、早速追加してみました。

こちらのアプリをslackに追加し、

/reacji-channeler :emoji#channel

とすることで、通知を飛ばせるようになりました。

上記のようにどのメッセージに対して絵文字が付与されたのか通知されます。現状はまだまだ褒めの数が少ないので良さそうですが、今後増えていくと通知をまとめるなどの改良が必要かもしれません🤔

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