10年間の受託デザインで得たものと、転職の話。

こんにちは、デザイナーの沢登(@sawamemo) です。

先日、2年半ほど勤めたウェブサービスやアプリのデザインを受託で行っているデザイン会社、株式会社DENDESIGNを退職しました。

前々職も含めるとちょうど10年デザイン会社で働いていることになるのですが、ちょうど区切りも良いので文章に残しておきます。


私の経歴

21歳でウェブサイト制作を行うデザイン会社に新卒入社し、アシスタントデザイナー → デザイナー → デザイナー・マークアップエンジニアという肩書で約8年過ごし、現在の会社でデザイナー・フロントエンジニア → リードデザイナー・フロントエンジニアとして2年半勤めていました。

(本記事ではこの2年半で具体的に何をやっていたかなどは掘り下げませんが、お手伝いさせていただいたプロジェクトをポートフォリオにまとめています)


何を得られたのか

デザイン力。と言いたいところですが、それよりも重要だと感じている点として、全体像を見る事コミュニケーションの重要性を挙げたいと思います。


全体像を見る

勤めてきた2社は小規模だったこともあり、見積もりをデザイナーが作成することもありました。そしてこれがとても大切な体験だったなと今は感じています。

実際に見積もりに落とし込む際は、以下のような項目をざっくり洗い出します。

・工程の洗い出し(必要タスクの細分化)
・工程のタイムバランス(各タスクのデッドライン明確化)
・全体スケジュール(他タスクと干渉の可能性)
・コミュニケーションスピード(必要なタイミングで承認が得られるのか)
・給料のバランス(自分一人でどれだけ動けるのか)

これらの情報を洗い出すことでプロジェクトの時間・お金・タスク・リスクなどの全体像が見え、どんなタスクがあり、どれくらい時間をかける事ができて、誰が担当するのが良いのか、そもそも受けれるのか、などが見えてくるようになります。

全体像を見る事なく単一のタスクしか見えていない事で、不安や心配が常につきまとい、目指すべきポイントが見えず自身がやっていること自体に疑問を感じてしまうでしょう。

全体像を見ることで見通しが良くなり、時間のタスクのバランス感や、クオリティコントロールも出来るようになり、とても働きやすくなりました。


コミュニケーションの大切さ

受託の場合、まず「初めまして」から始まり名刺交換が行われてプロジェクトがスタートします。つまり、初対面の人間と仕事をする事になるのですが、初対面なので相手がどういう人間なのか全くわからないのです。そんな状態から、多くのコミュニケーションを取り、プロジェクトを成功させなければなりません。

僕は新卒の頃、これについて苦手意識がありました。
「自分の仕事も満足に出来もしないのに、外部の人と話をする余裕なんて」と思っていた時期もあります。

苦手意識を克服出来たのは、その人がどんな立場にいるのか、どんな性格なのか、何を求めているのか、など、その人の背景を知ろうとした事が大きいです。

そうすることでクライアントではなく、自分と同じただの人間として捉えれるようになりました。相手の考えを自分ごと化して、伝えたい事の本質を見れるようになり、コミュニケーションそのものを楽しめるようになりました。


得られたものはもう1つ

そして、様々な人と仕事で関わる事が出来た。という事自体が、受託のデザインをやっていて良かったなと感じる一番のポイントです。人と一緒に仕事をするのが好きなのだと、この10年を通じて分かりました。

今までお仕事ご一緒させて頂いたみなさま、本当にありがとうございました。


これからのこと

次の転職先はすでに決まっています。
ご縁もあり、年明けからcakes や note を運営しているpiece of cakeのデザイナーになります。

この10年で得た事を生かし、次のステップも楽しもうと思います。(転職についてはまた別のnoteで...)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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